コンニャク粉は低カロリー食品として有名です。
100gあたりたったの8kcalで、炭水化物は3.3g・脂質は0.1g・食物繊維は3.0g・コレステロールは0mgです。
コンニャクの国内生産量の80%を占める名産地、群馬県の群馬大学の研究で、コンニャク粉の摂取が中性脂肪を低下させ、血糖値の上昇を抑えるとの研究結果が出ました。
理由としては、コンニャク粉が胃の内部の粘性を高めて食べたものの通過時間を長くし、糖質の吸収を抑えるためとの見解があります。
併せて、リポ蛋白リパーゼ(LPL)という中性脂肪の代謝を促す酵素の血中濃度が上昇することもわかっています。
よって、コンニャク粉を米やパスタなどの主食に混ぜて食べると、食後に中性脂肪が低下するのでおすすめです。
さらに、食後約30分から2時間の間で中性脂肪が低下するという驚きの効果もあります。
食後すぐに中性脂肪が低下することにより、メタボの予防にもなります。
コンニャク粉を食生活にうまく取り入れ、メタボを予防しましょう。