高血糖は、危ない状態として知られていますが、では、具体的にどのように危ないのでしょうか。
まず、高血糖の定義としては、空腹時の血糖値が110mg/dl以上のことです。高血糖が恐ろしい理由は、そのまま何の対処もせずに放っておくと、糖尿病になるリスクがあるからです。糖尿病になると、様々な合併症を引き起こす可能性があります。
特に、3大合併症は、よくある合併症で、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害の3つが該当します。
糖尿病網膜症は、高血糖により、網膜の毛細血管にダメージが与えられ、視力障害の末に、失明してしまうこともあります。
糖尿病腎症は、進行していくと、腎不全、さらには、人工透析をしなければいけない状態になる可能性が高いです。
糖尿病神経障害では、足が痺れたり、うまく排泄できなくなったりします。
高血糖の疑いがある場合は、すぐに対策し、治療し、健康的に生活できるようにしましょう。